白い天井を眺める。 今の状況を整理するために頭の奥の方がグルグル回っている。 端の方で12時を指した時計が見えた。 『やば!もうこんな時間!明日起きれないじゃない!』 電気を消そうと立ち上がると牛乳瓶が見えた。 蓋を開け一気飲みする。 『うわー。ぬるっ。』 一瞬顔をしかめるが頬を両手でぱしっと叩き、気を引き締める。 窓の外では雨が降り始め風が家を叩いていた。