咲「はぁーじゃあ何でも聞いてね。」
言いたくなかったけど
意外にも蝶凛は強引であっさりと負けてしまった。
まあ、過去に私が墓穴掘りまくったのが原因なんだけれども
蓮「じゃあ、ひとつだけ」
へー、1つだけでいいんだ。
意外
あんなに強引だったわりに私が引くと遠慮しているような気がする。
蓮「あのとき、音楽祭の時お前泣いていただろ?
ピアノ聞いて泣いていただろ?
どうしてだ?
別に無理して言わなくてもいいんだ。
ただ、あの曲って結構マイナーだからさ、
知ってて泣いたのかなって不思議に思ったんだ。
言いたくなければ無理強いはしないから。」
見えてたんだ
泣いていた姿を
でも、これ言ったら耳が聞こえないことバレちゃうよね…
やっぱり言わない方がいいのかな?
いや、でも言おう。
何かこの人たちにならいっていいような気がするんだ。
遠慮してだけど核心のところだけ質問
無理して言わなくていいっていうことは既に勘づかれてると思う。
なのに聞いてこないこの少しの気遣いが
信じてみてもいいのかな
って思うんだ
だから、言ってみよう。
踏み出そう
過去から
少しだけ、出てみよう
光の世界へ
飛び出してみよう
そう思ったとき、私の心のなかに
また、光が差し始めた…
言いたくなかったけど
意外にも蝶凛は強引であっさりと負けてしまった。
まあ、過去に私が墓穴掘りまくったのが原因なんだけれども
蓮「じゃあ、ひとつだけ」
へー、1つだけでいいんだ。
意外
あんなに強引だったわりに私が引くと遠慮しているような気がする。
蓮「あのとき、音楽祭の時お前泣いていただろ?
ピアノ聞いて泣いていただろ?
どうしてだ?
別に無理して言わなくてもいいんだ。
ただ、あの曲って結構マイナーだからさ、
知ってて泣いたのかなって不思議に思ったんだ。
言いたくなければ無理強いはしないから。」
見えてたんだ
泣いていた姿を
でも、これ言ったら耳が聞こえないことバレちゃうよね…
やっぱり言わない方がいいのかな?
いや、でも言おう。
何かこの人たちにならいっていいような気がするんだ。
遠慮してだけど核心のところだけ質問
無理して言わなくていいっていうことは既に勘づかれてると思う。
なのに聞いてこないこの少しの気遣いが
信じてみてもいいのかな
って思うんだ
だから、言ってみよう。
踏み出そう
過去から
少しだけ、出てみよう
光の世界へ
飛び出してみよう
そう思ったとき、私の心のなかに
また、光が差し始めた…

