【完】笑顔の裏(大幅編集中)

俊「もう一人気になる奴がいるんだが、そいつも調べていいか?」

蓮「誰だ?それは」

俊「宮田さなえだ、不自然だと思わねぇか?
五月に転校してきたよな?
何故四月から来なかったんだって話だろ?

もしかしたら相沢と関係あるかも知れねぇぞ

寮の部屋も同じだろ? 

席も隣だっただろ?
偶然にしてはおかしすぎる。」

どうして気づかなかったんだ。

蓮「ハッキングしてみてくれ」

俊「了解」

…………

俊「ロックが、固すぎる。やっぱり二人は怪しい。」

蓮「ハッキングは出来たのか?」

俊「解けたんだが…」

蓮「なんかあったのか?」

俊「暗証番号が平仮名二十文字なんだよな。
さっぱり分からね。」

蓮「ブロックするとき暗証番号かけられるのかよ。」

俊「普通はできねぇよ。
俺でも出来て五文字だ。


腕のあるようなやつじゃないと、
そんなブロックの仕方出来ねぇんだよ。

だから、宮田さなえもしくは、

相沢咲はハッキングNo. 1だ。」

No.1か…
   

確かに暗証番号なんて聞いたことねぇよな
絶対わかるはずないな。


親父に頼んでも暗証番号なんてわかるはずないんだよな。


二十文字なんだから、何千通りいや、万を越える通りがあるだろう。