【完】笑顔の裏(大幅編集中)

三年間目を覚まさなかったよね。


覚えてる?


あのとき、目を覚ますとき
お父さんお母さんが、出てきてくれたこと。

私は今でも忘れなんない。



最初はどうして

「私だけしか生きてないの?」

「二人だけで逝っちゃったの?」

「命を私なんかに預けてくれたの?」


って、
疑問ばっかりだったんだ。

何よりも、もういないというショックで
立ち直れなかったんだ。


それから、何度も八つ当たりしちゃった。

何も悪くない祐と洋に





わめいても、泣いても、叫んでも
お父さんお母さんが帰って来るわけがなかった。


ご飯も食べなくて、
お風呂も入らなくて、
寝もしなくて

まるで生きていないかのような日々が
一週間続いたんだよ

驚いた?

私も今ではバカらしいよ