彼があたしを抱くとき


秀太はあおむけになって、目を閉じた。

額で短い前髪がゆれてる。

それをホッとした気持ちでながめた。

もう少年とはいえない。

二年の時間は、秀太を青年と呼ぶのに充分ふさわしいものにしていた。