「……とりあえず、うちにおいでよ」 この恰好のままっていうもの気まずいし…。 家までの道のりの間私も、藤神君も口を開こうとはしなかった。 …藤神君が、私の【騎士】………? 彼は知ってるんだろうか。 彼に聞けばわかるのかな? 異世界のことも、お母さんとお父さんのことも。 だめだ、まだ頭が追い付いてない。