「……御神………?だったのか…?」 「…ん?なにが?」 藤神君はそれっきり私の質問には答えず、 いまだに私の手首をつかんだままのホストに向きなおった。 「……なんだよ、てめぇっ」 「…悪いな、この方は俺の連れだ。」 「あ゛ぁ!?んなこと「…ウルフ2年藤神を知らねぇ訳がねぇよな?」」 声に被せた藤神君の言葉に、 なぜか顔を青くして震えだすホスト。