神の混血

「っ、




クラルに何をする気だ…?」



「安心して下さい。




治療をするために眠ってもらっただけです」





「治療?なぜだ?もうすぐ治療班が来るだろう?」





「いえ…クラル先輩は、魔力が枯渇しかけています。




…ある程度の魔力が残っていれば、大気に含まれる魔力で、その魔法使いは元の魔力を取り戻すことができますが、




魔力が枯渇してしまうと、



その魔法使いは、もう二度と魔法を使えないばかりか、





最悪の場合死に陥ってしまう。






…稀に、逆に増幅される場合もありますが、






あれはほんの少しでも魔力が残っていた場合です。



それはご存じですよね?



今のクラル先輩は、あと数分もしないうちに魔力が底をつきます。」