「……ねぇ、アキハ。 さっきの、気にならない?」 「ああ」 皆と別れた後、私の部屋にやってきたアキハにそう問いかける。 「私が、後継者…? そんなの………私が知りたがっている事に繋がってるとしか思えないんだけど。」 「ふっ。そう言うと思ったよ。 だけど、明日な。1時間居るだけで、3時間半もたっちまうなら明日朝から行こう。」