暗闇のラメント

朝が来て、私たちは別れる。

「またしたくなったら、電話よこせな♪」

したくなるのはそっちだろ。

毎回毎回呼び出すのはそっちなのに。

家に一回帰ろう。

どうせお父さんはなにも言わないだろう。

私は高校生になってから空っぽに過ごしていた。

ある日先輩から体育館裏に呼び出された。

呼び出された理由は一回やらせてくれ。

とのこと。

断る理由もなく体を預けた。

その時同時に快楽が生まれた。

体の話ではない。心の話だ。

人から必要とされることって気持ちが良い。と

それから、男性の目を気にするように行動した。

そこがいけなかったのかな…