暗闇のラメント

「はぁ…また来るのか…。無駄に実行力があるからあいつはまた来るな…。」

お父さんはそう言って台所に戻っていった…

あれがお母さんか。

小さい頃の記憶は薄れていって余り思い出がない。

ただ覚えてるのは、綺麗な人だったと言うことだけ。

そう思い玄関で立ちすくんでると、またチャイムがなった。

お父さんが走って

「もう来るなって言っただろう!!」

と、勢いよく開けると彦にぃがいた。

勢いよく開けたため、彦にぃは額をぶつけた。

「うわぁ!?あっ!!すまん!!またあいつが来たかと思って、早とちりしてしまった!!」