暗闇のラメント

とは言ってもバスの中で寝ていたのでそんなに寝れない…

それに彦にぃと一緒に寝るのは慣れてるけど、場が場だから落ち着かない。

そうやって考えながらもぞもぞしていた。

「…寝れない?」

「うん。」

どうやら彦にぃも寝れないみたい。

私が寝返りを打つと彦にぃの顔が間近くにあった。

「うわぁ!」

「静かにしなさい。」

なんかこんな近くで彦にぃの顔みるのは初めてかもしれない…。

そう思ってまじまじと顔を見る。

よく見ると彦にぃって二重なんだ…まつげ案外長い…

「なに?」

「いや…別に…。」

なんか…まじまじ見てると彦にぃってかっこいいかも…とか思ったなんて言えない。

「はっくしゅん!」

さすがに下着だけだと寒い…

「寒い?」

私はこくこくうなずく。すると彦にぃがもっと近くによって抱き締めてきた。

「こうすれば少しは温かい?」