はあ…。

なんだか最近本調子じゃない。

そんなことを思ってミユとランチを楽しんでいた。

「ねえあんたあたし以外に友達いないわけ?」

ハンバーグを頬張りながらミユが訪ねてきた。

…。よくよく考えてみれば、雛美と絶縁状態になってから女の子ではミユとしか喋っていない。

「…そうかも。」

「そうかも。じゃないわよ!それって末期よ?!高校の友達とか中学校の友達とか小学校の友達とかいないわけ?!」

中高は雛美と一緒で周りから浮いてる状態にあったし、その上嫉妬や裏切りが行き交わしてました。

なんて言えるわけないし…

小学校の時なんて…ハーフだからっていじめられてたし…。

友達なんていないな…

「なんか、急所だったみたいね。別にいいんだけどさ。あんたに何かあったとかあたしは知ったこっちゃないし知りたくもないし。でも、あたしに相談できないこととかあると思うのよ。現に今リイナ何かに悩んでるし。」

悩んでる…と言われても見当がつかないのですね…。