I先輩

 


ねっ?と同意を求めると、梨乃ちゃんは小さく頷いた。



「こんにちは…友谷です、よろしくお願いしますっ」



梨乃ちゃんはわたしの後ろから出てきてかわいく挨拶をした。



「うおーかわいいっ!!」



千彰先輩が真っ先に食い付いた。



「よろしくお願いします。」



槇先輩は静かに会釈をした。



「じゃー手短に…自己紹介でもする?」

「あ!知ってますっ!!
夏目先輩に七瀬先輩に槇先輩ですよね」



梨乃ちゃんは先輩たちの名前を言い終えた後、



「有名ですからっ」



と付け足してニコッと笑った。



「え?何?俺ら有名なの?」

「少くともお前はな」



千彰先輩がカズ先輩の肩に手を置いた。



「あのーっ…」



わたしはゆっくり手を挙げた。



「治田さん、どうしました…?」

「…なんでカズ先輩は有名なんですか?」

「「……………」」



みんながキョトンとした顔でこっちを見てる…

わたし何か変なこと言ったかな…?