I先輩

 


ま、まぁ…

口に入ればみんな一緒!!

ケーキをお皿に乗せて、みんなに渡した。

梨乃ちゃんと槇先輩は若干半笑いで、残りの男性3名はその様子に全く気づくはずもなく…



「いっただきまーす!」



3人は同時にケーキを口に運んだ

その瞬間…



「ゴホッ…ゴホッ!」

「なんじゃこりゃあー!!」

「しょっぱ!!!」



それもそのはず

このケーキには砂糖の代わりに塩が入ってるから。



「残さず食べて下さいね、せんぱいっ」



そう言って梨乃ちゃんがニコッと笑う。



「お前…キャラ変わりすぎ」

「えー?梨乃はいつもこうじゃないですかぁー」

「……………」



千彰先輩は呆れた顔で梨乃ちゃんの頭をグシャグシャと撫でた。



「ちょっ!?何すんのバカっ!!!」

「お前のビンタ、効いた」



千彰先輩が笑った。



「なっ…」

「梨乃ちゃん、笑ったね!!!」

「はぁー?」



梨乃ちゃんに耳打ちをすると、梨乃ちゃんは手櫛で髪を整えながら不機嫌そうな顔をした。