「さき先輩、ここにあるクッキーはなんですか?」

「はいはい。食べていいけど、ちゃんとあおのお弁当食べ終わってからね。」

いつも甘い物(断じてえさじゃない!)を私に与えてくれるのは山崎 燐(やまさき りん)先輩。ここでは、さきって呼ばれてる。

〝 温厚な爆弾魔〟なんだ♪

砂糖の瓶と、塩の瓶と、黒色火薬の瓶。みたいに普通に火薬持ってたりするのが末恐ろしいけど、さき先輩みたいなレベルの人になってくると、もうプロだから危ないとかは最近思わなくなってきてしまったな。