「もしかして、ほんとは本当にお前はバカなのか?俺らがつるみはじめた最初、あおはお前より俺との方が仲よかった。でも、いくら俺が優しくしてもどことなく寂しそうだった。」

「は?何言い始めてんの?」

「聞けよ。寂しそうで、なんか不安そうで、焦ってるみたいで…だけど、最近なんかあおがだんだん安心して学校に来てる感じがしてきてるなぁと思うようになった。でも、でもっ…!もう俺はあおの一番じゃなかったんだ。」

「……」