「確かに、遅い。今までこんなに遅れることなかったしな。ああもうあいつ、帰ってきたら殴ってやる。あんまあおを泣かすなってな。」

「それはダメだよっ!いくらあかでもやまそうに殴られたら…」

バタンっ!化学室のドアの空いたおと。
みんなの視線が入り口に集まる。

「あかっ!やっと来た。ちょっとお前一回殴らせ「やめてやまそうっ!もういいから、ね?…もうわたし大丈夫だから。」