「…先輩ってあんなだったけ?もっと優しい人の様な気がするー」 「んー?あーそうだな、手錠くれたのもあいつだしな…」 と、言うトカゲ。 今家に帰る途中だ。 「私、トカゲが好きだから。」 歩いている。 もう少しで、十影はマンションについてしまう。 あの商店街を通り、不気味なプールの水滴の音がする、小学校の前を通り、 のんびりと歩いている。