校門をくぐる。

「おい。」

なんか後ろから声が聞こえるな、なんて思いながらもとくに気に止めず鞄に隠れる。

「…お前だよ。」


ぽん、と肩に手を置かれて


「ひっっ、」

思わず変な声がでた。