「〜で、あることから……」


カッカッカッ__
黒板にチョークで書かれていく音とともに
担任の声が教室中に響く



周り必死に授業をついていこうとする生徒や
穏やかに静かに楽勝かとゆうような生徒とも



この中で誰一人授業をサボる生徒などいない
スマホをいじったり、居眠りしたり、話し込んだり……誰一人いない



でもある人物は違った



『フワァ〜( ねむ…つまんね)』



窓際の席で
頬杖をつきながらイスズはあくびをしたのだ


一番後ろの窓際とゆうのもあり
あまり誰も気にしないし先生も気づかない


かれこれ授業をまともにうけたことがなかったせいか、この45分の授業がとても苦痛で仕方がなかった



『( 早く終わんないかな〜… ) 』




キーンコーンカーンコーン♪♪




「今日はここまで、皆んさん”ごきげんよう”
次のHRでは聖華祭(文化祭)の出し物などいろいろ決めていきましょうね」


「「「先生、ごきげんよ〜う」」」




タイミングが良く授業が終わり
今日1日の終わりをむかえようとしていた



だがある重要でとても面倒なことが残っている



それがここ聖華女学院での文化祭
その名も聖華祭(そのまんまなんだけどね)



この前の体育祭もめんどくさかったけど
参加してない分とても気楽な気分だった



でも今回は不参加とゆう選択ができない
全員参加のイベントなのだ



だからイスズは非常に面倒だと思っていた