少女は怯える事もなく、ただただ “それ” が終わるのを今か今かと待ち続けている。 だがその考えも虚しく、かれこれ2時間は同じ事が続いている。 少女が思うに・・・ その男は何か嫌な事があった為イライラし始めたのだがそれを発散出来るものがない為、怒りの矛先を少女に向けてきた という考えだ。 などと考えてある間も、“それ” つまりは虐待が続いている。