「…夏生先輩…私は先輩の何番目なんですか?」
オレの部屋で過ごす二人だけの時間。
短いキスの後、オレの彼女の一人である紗香(さやか)ちゃんが言った。
「紗香ちゃーん…どうしたのいきなりー?」
座っていたベッドを軋ませながら紗香ちゃんに近付く。
「先輩!ちゃんと答えて下さい!!」
ご機嫌をとるオレに
顔を真っ赤にしながらも怒る紗香ちゃん。
――…何番目何番目って
そんなの関係ないと思うのに
女の子ってどうしてそんなに形にこだわるんだろう。
メニュー
メニュー
この作品の感想を3つまで選択できます。
設定されていません
読み込み中…