大げさだけど、お疲れ会したかったのに…

香織も穂花もついでに豊田も、部活組。


柊也は空手かな?



とりあ、ひとりお祝い的なカンジで、ガッコ側のコンビニに立ち寄った。ら…



「柊也っ!

なにしてんの!?」


店内で、嬉し過ぎる偶然。



「…腹減ったし」


「あ〜ねっ、今日空手は!?」


「休み」



うそ、マジ!?

すっごいチャンスじゃん!



「じゃあさっ、一緒にお疲れ会しよーよ!」


「…なんの?」
って、キョトンなキミ。


「えと、テス勉…の?」


大げさなのは、もっともで…
とりあ、他の誘い口実を頭に巡らせる。



「…

じゃ、メシ行く?」



なのに、思ってもない言葉が返って来た。




「…え、

ええっ!!
ウソっ!?いーの!?
ぃぃぃ行くっ!よゆーで行くしっ!!」

興奮しまくりで食いつくと…



「…大げさっ!」

柊也から、無邪気な笑顔が溢れた。







胸が…
キュウ、キュウ、喚きまくってる。