「じゃ、みくちゃん、
もーちょいで練習再開すっから、ゆっくりしてってな」

「はい!どーもです」




てか…
突っ走り過ぎた?


ー仲良くすんのはガッコだけにするー



思いっきり破ってるし…


でも柊也なんも言わないし、甘えていんじゃん?



「なんか懐かしーね!
昔はよく柊也の空手、見学してたもんねっ」


ずっと黙ったまま隣に座ってる柊也に、そう顔を向けると、

座ってるせーで開いた道着から…



うぎゃあっ!
なにその細マッチョなカッケー胸元チラリズム!!



だ…
抱きつきたいっ!

って、あたしヘンタイ…?



「…なに?」

ガン見なあたしに、冷たい目で一言。



「や…

柊也カッケーし、
なんかサマになってる」


無難にまとめて、
&昔の挽回も盛り込んだ。ら…



目を大きくした柊也が、フイッと顔を背けた。



あもっ、かわい〜っっ!
マジ独り占めしたいよ!