ジュリエットじゃ終わんない

あぁ〜!飲むのもったいなっ!
いっそ永久保存版にしたいよ〜。


なんて喜びに浸ってたら…
いつのまにか遠ざかってく柊也。



「…っ柊也ぁ!
コレ、ありがとーッ!」

ミルクティーをブンブンしながら、慌てて呼びかける。


キミは半分だけ顔を向けて、軽く頷いて去っていく…



ああっ!
肝心なコト聞きそびれた!


「ねぇ!道場どこー!?」



今度はちゃんと振り向いたキミが、目の前の体育館を指差した。



えっ、体育館!?
そんなんアリ!?

さすがに思いつかなかった…


てか…



めっさ探しまくったあたしの苦労って…!



体育館に視線を奪われたまま、ずーんとしてると…
その入口に消えてく柊也が映る。



「あっ…」

もう手遅れな状態に、言葉が出ない。



なんかすごい中途半端…

かといって、いきなし見学ってのも図々しーし…



5日は差し入れでも持ってこっかな。