ジュリエットじゃ終わんない

キミを誰にも渡したくない気持ちと、

キミの思いを優先したい気持ち。



どっちも譲れなくて、
もう、ワケわかんなくて…

今さらそんな葛藤が、心を痛めつける。




だけどせめて、


あたし自身で勝負したい!




どっちにしろ、今以上に近づくには…

クリアしなきゃな問題。



このロミジュリな関係。




けど、あのヒトに直球勝負じゃラチあかないし。

変化球ってゆっても…




「…どした?」


今度はちゃんと休日見学なあたしに、
休憩タイムの柊也がひと声。



「えっ?
あぁ、んーん!なんでもっ…


…あるっ!」



キミにひらめいて、目を丸くした!



軽く吹き出したキミは、
「なに?」って優しく見つめる。



「ね、柊也はさっ、
親同士のケンカの理由、知ってる!?」



「…!


…知らね」


急にそっけない態度。



「…?
そ…、なんだ…

じゃあさっ、柊也のお母さんに聞けるかな!?」


ひらめいた変化球。