ジュリエットじゃ終わんない


「深紅ちゃん、どーしたの?
なんか、元気ないし…

目、腫れてない!?」



「…あー、
ただの寝不足?だし…」


穂花の心配に、力ない笑顔で答える。



「そー言えばさぁ!
昨日そこのコンビニで、うちの生徒の修羅場があったらしーよ?

なんか親まで巻き込んで、大乱闘だったって!」


香織がスクープネタで、場を盛り上げよーとしてるけど…



まさかの あたしが当事者です。

なんて言えないし…


てか、ハナシ大きくなってね?



盛り上がってる2人がツライ…




改めて、巻き込まれた柊也を思うと…

申し訳なくてたまんない。




「あっ、そだ!
昨日クッキー作ったんだぁ!
昼休み、みんなで食べよ?」


「い〜ね!さすが穂花っ!

でも何で昨日みたいな平日に?」


「あれれ〜?
今日は何の日だっ?」


話題が変わって、さらに盛り上がる2人。



「今日…?

あっ!私の誕生日じゃん!」



香織の言葉にぎょっとした!