でも、ここには、後もう一人。 いや、もう1羽、の方がいいかな。 まぁ、もう1羽、仲間がいるんだ。 ―――――チュンチュン、チュンチュン あっ、きたきた!この子が私の一番の友達。 小鳥の「ニコ」。 初めて、この森に来た時に出会って、それからいつも一緒なの!(森の中ではね) 私を、ニコニコさせてくれるから、「ニコ」って名前なんだ。 ニコが、私の指に止まる。 ニコがしっかりつかまったことを確認した私は、奥の方へ歩き出した。