今日もニコに会いに森に入る。

サ――――――――ッ

心地よい風の音が辺りに響く。


ガサッ


鈴は、恐る恐る音がした方を向く。
そこには、黒髪黒目の鈴より、少し年上っぽい年齢のような男が、笑顔で立っていた。

?「君の名前は?」

鈴「私の名前は、橋本 鈴。あなたは?」

?「僕は、アキト。よろしくね。」

私と同じように答える男・・・・じゃなくてアキト。