テクサレバナ

「な、何で田中が謝るのよ!


むしろ、保健室まで運んでくれて、感謝っていうか……その……」




もじもじとしながら、如月は顔を赤くさせた。




「感謝も糞もないよ。


だって、俺のせいだから」


「は、田中のせい…って何言ってるのよ。


どういうこと??」


「それは…………………」




言うべきか?


俺のせいで、近江が死んだのだと、言うべきか……?




いや、言うべきじゃないだろう。


そもそも、俺が手腐花に呪いを預けて、そのせいで近江が死んだなんて言っても、如月は信じてくれないだろう。