テクサレバナ

「千紗子が死んでから、そうやって悪口言うの、人としてどうなの!?


千紗子はっ……千紗子は………………高校最後の文化祭、皆が楽しめるように、皆が見えないところで、すっごい努力してたんだよ!?


そんな千紗子の悪口、言わないでよっっ!!!


あなたたちに千紗子の悪口を言う権利なんてないんだから!!!」




如月の目には、涙が浮かんでいた。




「ごっ、ごめん…………」




近江の悪口を言っていた女子達は小さい声で謝ると、さっさとその場から出て行ってしまった。




「はぁっ……………はぁ、…はぁっ………………………!!」




如月は、肩を上下にさせて、荒々しく呼吸した。