テクサレバナ

カレンの目は、充血している、というだけでは済まされないような赤になっていた。




呪い………?




さっき、カレンが俺の耳元で囁いていた言葉を思い出す。




-千裕の呪いを、全てぶちまけてみて。




「気になるなら、行ってみればいいよ。


私も行くから」


「え、あ………うん」




そして、俺達は悲鳴が聞こえた学校の方にやって来た。


すると、そこには野次馬が群がっていた。




一体、何があったんだ?