テクサレバナ

俺は、必死に勉強した。




ノートはいつも破られるので、家で管理して、家で必死に勉強した。


休み時間は、先生の目がある図書室で、毎時間勉強をしていて、とにかく必死だった。


いじめっ子達による妨害もあったが、それも何とか乗り越え、俺は偏差値74という、この高校に見事合格した。




いじめっ子達は、俺をいじめるのに必死だったお陰で、偏差値50もない高校にも落ち、定員割れした糞みたいな高校に入学したと聞いた時、俺は心の中でいじめっ子達を笑った。




俺は、勝ったのだ。


あいつらに、勝ったのだ。