「すみませ…」




と顔を上げると、そこにはカレンがいた。




「千裕ー!


どうしたの?


もう、学校終わったの?」




無邪気な笑顔で、そう聞いてくるカレン。




「えっと………サボった」




俺は、正直にカレンに言った。




「サボっちゃったの?


悪いんだ~~。


サボると、罰が当たるぞ~~!」




と、カレンは子供みたいに言った。