テクサレバナ

雪のように白く、美しい花弁。


綺麗に、そこだけ一輪咲いている、その彼岸花に、俺は吸い寄せられそうになった。




触れてみたい。




この花に、直接この手で。




触れて…………………………。




「どうしたの?」


「わっ!?」




突然、後ろから声を掛けられたので、俺は驚いた。