だけど………開けたら………。
「開けたくない…」
「如月!」
「悩み事も、ないから………」
「そんなわけないだろ!
その怪我、誰にやられたんだよ」
「こっ、転んだの!!
転んで、いっぱいぶつけちゃって、それで、それで……………」
すぐにバレてしまうような嘘を、私は吐いた。
それ程、今の私は田中に見られたくないくらい汚い姿なわけで。
田中の綺麗な瞳を汚したくなくて。
だから、だから、だから…………。
「誰にも言えないような、深刻な悩みなのか………」
悩み、と言われればそうかな……。
私は田中が好き。
でも、田中にこんな汚い私を見てほしくない。
そういう悩み、なのかな。
「開けたくない…」
「如月!」
「悩み事も、ないから………」
「そんなわけないだろ!
その怪我、誰にやられたんだよ」
「こっ、転んだの!!
転んで、いっぱいぶつけちゃって、それで、それで……………」
すぐにバレてしまうような嘘を、私は吐いた。
それ程、今の私は田中に見られたくないくらい汚い姿なわけで。
田中の綺麗な瞳を汚したくなくて。
だから、だから、だから…………。
「誰にも言えないような、深刻な悩みなのか………」
悩み、と言われればそうかな……。
私は田中が好き。
でも、田中にこんな汚い私を見てほしくない。
そういう悩み、なのかな。



