テクサレバナ

重い足取りで、下を向いて歩く。


下を向いて歩くのは、昔からの癖。


自信のない、私の癖。




ゆっくりゆっくり、時間を掛けて歩いていると、学校には遅刻してしまった。




だけどもう、そんなのどうでもいいや。




「はぁ……………」




重い体を動かせて、教室まで向かう。




教室に入ると、皆驚いた顔をしていた。




だよね。


こんな最低な姿、見たらびっくりするよね。


うん、私も今朝鏡見て、びっくりしたもん。




そこには田中もいて、田中もびっくりした顔していた。




ああ、こんなみっともない姿、田中にまで見られてしまった。




恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい、恥ずかしい。