テクサレバナ

森井 中川 更科




3つの顔の前で、私は腰が抜けた。




中学時代にされたことが、全て頭の中でぐるぐる回りだす。




ノートを男子トイレのゴミ箱に捨てられたこと。


弁当箱をぶちまけられたこと、そしてそれを無理矢理口の中に入れられたこと。


クラスメイト全員の前で髪の毛をバッサリ切られたこと。




他にも


いっぱい


いっぱい。




「あ…?


何だこいつ」


「誰だった?」




私のことを覚えていないのか、こいつらは。


私は覚えてる。


今までされたことも、全部全部……………覚えてる。




「………あー。


確か、中学ん時一緒だった……如月じゃね?」




森井が、私の名前を口にした。


すると、中川と更科も




「あー!そうだったそうだった!


如月だ、こいつ」


「あー、こいつが!」




と言った。