テクサレバナ

「俺は、見ての通りバカ高校だ」




制服を見せびらかすように、森井は両腕を開いた。




「でもまあ、結構楽しいんだぜ?


同じ中学の奴なんかいっぱいいるしさ。


部活も楽しいし、体育祭も文化祭も、皆で和気藹々?って感じでするのも、結構いいな」




と、笑顔で森井は言った。




「だけど、俺達と違って、お前はもっと良い高校生活送ってるんだろ?


辰己だもんなー。


お前って、頭良かったんだなあ。




じゃあな!」




そう言って、森井はどこかへ行ってしまった。