テクサレバナ

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昼休みになり、私は明子と春菜と一緒に、お弁当を食べていた。




「そういえば今日、田中休みだね~」




おにぎりを美味しそうに頬張りながら、明子がそう言った。




「確かに、授業サボったり、寝たり、早退したり、遅刻したりは多かったけど、学校休むことはあんまりなかったよね」


「うんうん」




春菜の言葉に頷く明子。




「もしかして、例の彼女さんのところだったりしてー」


「ちょ、明子!満がいるのにそういうことは……」


「いいって、いいって。


田中、あの子は彼女じゃないって、言ってたし」


「えっ、そうなの?


じゃあ、あの子はなんなの??」




なんなのって言われても…………。