テクサレバナ

手腐花には呪いの力がある。


その花に触れると、恨んでいる人物を、六人まで呪うことができる。


そして、その呪いは手腐花が預かってくれる。


手腐花は、呪われた相手を殺してくれるのだ。




いつ、どこで、どうして殺されるのかは、手腐花にしか分からない。




手腐花に殺された者は、必ず血を流して死ぬ。


そして、空から白い手腐花の花が落ちてくる。


その花弁が落ちると、殺された者の血で、赤く染まる。




それが、手腐花が呪い殺したという「証拠」なのだ。