テクサレバナ

呪文のように、俺のせいと言い続ける俺。




「違うっ、田中のせいじゃない!」




如月が俺を庇った。




「田中が悪いわけがないじゃない!


悪いのは、田中にこの花を触らせたあなたよ」


「…違うわ。


全部、千裕のせいなの。


そうよね?千裕」




「そうだ、俺のせいだ……。


俺のせいで、皆死んでいくんだ………」


「田中!」


「俺のせい、俺のせい……俺のせい。


俺の「バカ!」




その瞬間、俺の頬に痛みが走る。


一瞬、何が起こったのか、全く分からなくなって、頭が真っ白になってしまう。