テクサレバナ

◇  ◇  ◇




俺は、布団からもそもそを顔を出す。


体中が痛い、そして重い。


一睡もできなかった。




正直、近江が死んだ時は、手腐花の呪いなんて…その事実を受け止めている反面、心のどこかでそれを信じていない俺がいた。


けれど、森井が死んだことで、手腐花の呪いは本当に存在するのだと、改めて思い知らされた。




手腐花の呪いは、本当に存在するのだ。




そして、まだ呪った相手がいる。


中川、更科、そして父さんと母さん……。




この全員が、呪い殺される危険があるのだ。