テクサレバナ

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家に入って、私は顔が熱くなっているのに気付いた。


あんなことがあったというのに、なんでこんなにも田中にときめいてしまうのだろう。




まだ、手腐花の呪いを、信じきれていない。


だけど、協力すると言った以上、そうするしかないだろう。




そう思った私は、顔をパンッと叩いて、気を入れ替えた。