あたしと彼は添い寝ふれんど。



「あたしが初めて実の母親に体を売られたのは小6に入ったばかりの時。

お母さんはあたしが早く大きくなる事を望んでた。

体を売ってお金にして、そのお金がほしいから大きくなった時の練習って言って
お母さんの愛人にあたしの体を売った。


その愛人は、お母さんの実の母親の弟の
良雄おじさん。


その3日後、お母さんと良雄おじさんは交通事故で命を落とした。


お父さんは生まれた時からいなくてお母さんでさえも死んじゃって、
身内も誰もあたしを引き取りたがらなかった。

そんなあたしを引き取ったのが今の義理の母親。


だけど、あの人があたしを引き取ったのは
いい臨時収入元になると思ったから。


その次の日あたしはあの人にホテルに連れてかれた。
そこには知らない男の人がいて男の人はあの人にお金を渡した。


その先は言わなくても分かると思う。


その次の日もその次の日も……毎日……。

だから小学校の卒業式も中学校の入学式も、中学1年間もいけなかった。
あたしが行くことをあの人が望んでなかったから。