むかしむかし、友達がいっぱいいて、いつも笑ってて、食べることが何より大好きな幸せいっぱいの女の子がいました。
女の子は大好きなお母さん、大好きな友達、大好きな親友、大好きな幼なじみに囲まれていて、
それはそれは毎日幸せな日々を過ごしていました。
そんなある日、女の子が小学6年に上がったばかりの頃……
女の子は大好きだった人に裏切られました。
ある日女の子のお母さんは女の子に言いました。
早く大きくなってほしいと。
女の子は言いました。
大きくなってママみたいな綺麗なお洋服着てお出かけしたいと。
お母さんは言いました。
大きくなって早くお母さんの為に働いてと。
女の子は言いました。
自分とママの為に働くと。
それで、ママとお出かけすると。
お母さんは言いました。
その為に働く練習をしようと。

