龍は心配そうにみんなをみた。 幹部は幹部で目を光らせる。 私も幹部と同じようにみんなを見る。 「ここに裏切り者がいるわけがない」 そう反発したのは優悟だった。 「目を光らせろ」と言ったのは龍。 「したっぱの奴等をちゃんと見とけ」ということに反発した。