腹黒✩王子に恋してしまいそうなんですが!

「王子のモテっぷりってとどまる事を知らないんだろうね」



一箇所だけハーレム状態になっている王子の机の周りには、沢山のバラが咲き誇っているように見えて仕方がない。



「別にどうでもいいじゃない、アイツのことなんて」



ツンとした表情でそっぽを見ながら美希は答えた。



「俺なんかのためにありがとう」



「きゃっ♥王子もう甘すぎ!」



視線を元に戻すと、丁度女の子の一人に王子が頬にキスをしているとこだった。



王子の手には可愛くラッピングされたチョコレートが見える。