学校が終わって早く家に帰るとすぐに健人くんの家に行った。

インターホンを押すと健人くんのお母さんが出てきた。

「今日は来てくれてありがとう！菜奈ちゃんよね？これからよろしくね」

「は、はい！」

「菜奈ちゃん、健人が話したいことあるみたいだから先に健人のところいって来てくれる？部屋は2階にあるから」

「はい！」

話ってなんだろう？と思いながら2階に上がり健人くんの部屋を探した。
ドアに健人と書いてあった部屋をノックをする。

「菜奈、久しぶり」

「久しぶり 話って何？」

「前は悪かった。下野から聞いた噂であんな言い方して別れてごめんっ でもまだ菜奈のこと好きだ！俺ともう一度やり直してくれないか？」

「はいっ！ 私もまだ健人くんのことが好き！婚約だけど えっと、よろしくね」

「おぉ よろしくな じゃあみんながいるところに行くか」

「うんっ！」

お母さん達がいるところに2人で行っていると健人くんから手をつないできた。
急にでビックリして健人くんの方を見ると目があった。すぐにそらしてしまったけどまた目をあわせて微笑んだ。